PS4やPS5のコントローラーが壊れてしまったけど、「これって何ゴミ?」「どうやって捨てればいいの?」と迷ったことはありませんか?
ゲーム機の周辺機器は、材質やサイズによって「燃やさないごみ」「小型家電リサイクル」「粗大ごみ」など分類が分かれるため、誤って出すと回収されないこともあります。
本記事では、PS4・PS5コントローラーの正しい捨て方や分別ルール、壊れたコントローラーの処分方法、無料や低コストで手放す方法 まで詳しく解説します。
さらに、処分時にやりがちな間違いと注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
PS4(PS5)コントローラーは何ゴミ?正しい分別と捨て方の基本

コントローラー内部にはバッテリーや基板など、適切に処理しないと環境に悪影響を及ぼす部品も含まれています。安全に処分するためには、素材や構造を理解したうえで、正しい方法で分別・処理することが大切です。ここでは、コントローラーのゴミ分類や安全な捨て方の基本を詳しく解説します。
コントローラーは燃えるゴミ?燃えないゴミ?
PS4やPS5のコントローラーは、一般的に「燃えないゴミ」または「小型家電リサイクル」に分類されます。外側はプラスチック素材でできているものの、内部にはリチウムイオン電池や基盤が含まれるため、燃えるゴミとして処分するのは危険です。誤った分別をすると、収集時に火災の原因となることもあります。必ず自治体の指示に従い、正しい分別ルールで捨てることが重要です。
プラスチック部分と金属部分の処理方法
コントローラーには、外装のプラスチックや内部の金属パーツが組み合わさっています。基本的に家庭で分解してパーツごとに処理する必要はありませんが、一部自治体では小型家電リサイクルのボックスで回収する仕組みが整っています。リサイクルに回されると、プラスチックや金属は資源として再利用されるため、環境に配慮した処分が可能になります。
内蔵バッテリーの安全な外し方
PS4やPS5のコントローラーにはリチウムイオン電池が内蔵されています。この電池を外すことで、火災や爆発のリスクを減らせます。ただし、無理に分解すると破損して逆に危険を伴うため、専門知識のない方は自治体や専門業者に依頼するのが安全です。もし自分で取り外す場合は、専用工具を使い、取り外した電池をリサイクル回収ボックスに入れることを徹底してください。
家庭ゴミとして出す際の注意点
家庭ゴミとして処分する場合でも、必ず自治体のルールを確認する必要があります。「不燃ゴミ」として収集日に出すケースが多いですが、一部地域では「小型家電リサイクル品」として別回収になることもあります。また、袋に入れて出す際は、他のゴミと分けて出すと収集がスムーズです。無理に分解せず、そのままの状態で提出するのが基本です。
リチウムイオン電池が含まれる理由と危険性
PS4やPS5のコントローラーにはワイヤレス接続のためのリチウムイオン電池が搭載されています。この電池は繰り返し充電が可能ですが、破損すると発火や有害物質の流出を引き起こす危険性があります。そのため、一般的な家庭ゴミに混ぜて捨てるのは大変危険です。バッテリーを含む機器は必ず適切な回収ルートで処理することが推奨されています。
リサイクル可能な部品と処理ルート
コントローラーに含まれるプラスチックや金属部品はリサイクル可能です。特に基板部分には貴金属が含まれており、再利用価値があります。小型家電リサイクルボックスに回収されたコントローラーは専門施設で分解・再資源化されるため、廃棄物を減らし資源循環に貢献できます。環境を考えるなら、できる限りリサイクルルートを利用するのが理想です。
自治体に確認してから捨てるべきポイント
最終的に、正しい処分方法を決めるためには、住んでいる自治体の公式サイトや窓口で確認するのが確実です。同じ東京都内でも区によってルールが異なる場合があるため、誤って不適切な方法で出してしまわないよう注意しましょう。特にバッテリーを含む製品は扱いが厳格に決められているため、必ず自治体の指示に従ってください。
【東京都版】自治体ごとのPS4(PS5)コントローラーの分別ルールと確認方法
PS4/PS5の純正コントローラー(DualShock 4・DualSense)は小型家電かつ充電式(リチウムイオン)電池内蔵製品です。東京23区では、概ね「不燃ごみ(燃やさないごみ)」または「小型家電の拠点回収(回収ボックス/窓口)」で扱いますが、電池の扱いやボックス投入口の寸法など細部は区ごとに異なります。特にリチウムイオン電池は混ぜて捨てると清掃車火災の原因になるため、電池の分別・持ち込み方法を必ず確認してください。
東京23区での分別ルールの違い
結論:多くの区で「不燃ごみ or 小型家電拠点回収」。ただし電池は取り外しが原則(取り外し不可品は拠点回収・窓口回収を案内する区もあり)。ボックスの投入口サイズや対象品目が区で違います。
- 渋谷区
「携帯ゲーム機器=拠点回収または不燃ごみ」。小型家電ページで投入口サイズや電池は必ず取り外しが明記。周辺機器(ACアダプター・ケーブル)も対象。 - 新宿区
「ゲーム機=金属・陶器・ガラスごみ(不燃)」で一辺30cm超は粗大。電池類は別回収の案内あり(小型充電式電池の集積所回収を実施)。 - 江東区
「家庭用ゲーム機=燃やさないごみ」。一方で小型家電回収ボックスも設置。膨張バッテリーの扱いなど注意点を詳述。 - 千代田区
小型家電の拠点回収ボックスを設置。電池は取り除いてから投入と明記。 - 目黒区
小型家電の拠点回収/宅配回収あり。**小型充電式電池(JBRC)**の分別・回収を案内。 - 文京区
小型家電回収が難しい場合は「一辺30cm以上=粗大、それ以外=不燃」というフォールバックルールを提示。 - 中野区
リチウムイオン電池は発熱・発火の危険があるため分別厳守を強調。
補足:都としてもリチウムイオン電池混入による発火事故が多発と注意喚起。家庭ごみに混ぜないのが原則です。
自治体公式サイトでの確認手順
- 区名で検索する
「(区名) ごみ 品目別分別」「(区名) 小型家電 回収」で検索。例:**渋谷区「ごみの品目別分別一覧」**では携帯ゲーム機器=拠点回収または不燃ごみと明記。 - 小型家電ページを開く
回収方法(拠点/宅配)・投入口サイズ・電池取り外しの有無を確認。区によって寸法や対象が異なります。 - 電池の扱いを必ず確認
「小型充電式電池」「リチウムイオン電池」の区ページや都の注意喚起を読む。混ぜて捨てない。 - 回収ルートが複数あれば安全側を選択
取り外しできない内蔵電池製品(コントローラー等)は、拠点回収ボックスまたは窓口回収/宅配回収を選ぶ(区により窓口回収対応あり)。例:電池内蔵品の窓口回収を案内する区もあります。 - JBRC(協力店)も活用
家電量販店等の小型充電式電池回収BOX検索ページで最寄りを探す。
問い合わせ窓口で聞く際のポイント
区の清掃事務所・資源循環課に電話/メールするとき、以下を伝えると早いです。
- 品名と状態:PS5純正コントローラー(DualSense)、破損の有無、数量。
- 電池の可否:内蔵のリチウムイオン電池あり・取り外し不可であることを明言(こじ開けない)。都や消防は混入廃棄による発火を警告。
- 出し方の希望:
- 「不燃ごみで良いか」
- 「小型家電回収ボックスに入れて良いか(投入口サイズの制限があるか)」
- 「窓口回収/宅配回収の対象か」
- 大型周辺機器(ハンコン/アーケードスティック等):最長辺30cm超で粗大ごみ扱いか要確認。
- バッテリー単体を処分したい場合:区の案内またはJBRC協力店BOXに出せるか確認(集積所回収を行う区もあり)。
迷ったらこの順で安全・確実
- 区の品目別分別一覧を見る → 2) 小型家電ページで投入口寸法と電池ルール確認 → 3) 電池ページ/都の注意喚起で混入禁止を再確認 → 4) JBRCで店頭回収先を探す → 5) 不明点は区の清掃事務所に電話。
壊れたPS4(PS5)コントローラーの正しい処分方法
長年使用したPS4やPS5のコントローラーは、ボタンの反応不良やバッテリー劣化などで使えなくなることがあります。壊れたコントローラーは自宅に置いておいても使い道がないため、正しい方法で処分する必要があります。ただし、内部にはリチウムイオン電池が含まれているため、通常の燃えるゴミや雑ごみと一緒に出すのは危険です。ここでは、壊れたコントローラーを安全かつ適切に処分する3つの方法を紹介します。
ゲームショップでの回収や下取り
大手のゲームショップや家電量販店では、壊れたコントローラーを無料で回収してくれるサービスがあります。店舗によっては下取りキャンペーンを実施しており、新しいコントローラーを購入する際に割引が受けられる場合もあります。動作不良のあるコントローラーでも部品取りやリサイクルのために回収されることが多く、環境にも優しい方法です。処分と同時に買い替えを検討している方には特におすすめです。
不燃ゴミとして処分する場合の流れ
自治体によっては「不燃ゴミ」としてコントローラーを処分できる場合があります。その際は、指定された収集日や出し方を確認し、他のゴミと混ぜずに出すことが大切です。特にリチウムイオン電池が内蔵されているモデルは危険性が高いため、自治体が指定するルールに従う必要があります。袋に入れてまとめて出すのではなく、分別を明記して処分するのが安心です。
民間リサイクル業者に依頼する場合
壊れたコントローラーを確実にリサイクルしたい場合は、民間のリサイクル業者に依頼する方法もあります。業者によっては宅配回収サービスを提供しており、不要になったコントローラーを箱に入れて送るだけで処分が完了します。複数の不用品をまとめて回収してもらえる点も便利です。費用がかかるケースもありますが、環境に配慮したリサイクル処分をしたい方には最適な選択肢といえます。
無料または低コストでPS4(PS5)コントローラーを処分する方法
壊れたPS4やPS5のコントローラーでも、必ずしも費用をかけて処分する必要はありません。実は、家電量販店やリサイクルイベントを活用することで、無料もしくは低コストで手軽に処分できます。また、動作するコントローラーであれば、フリマアプリやオークションで売却することも可能です。ここでは、経済的かつ環境に優しい処分方法を紹介します。
家電量販店の回収サービスを利用
大手家電量販店では、小型家電リサイクル法に基づいてコントローラーを無料で回収している場合があります。店舗内に専用の回収ボックスが設置されているケースが多く、壊れたコントローラーも気軽に持ち込めます。処分費用がかからないため、もっとも手軽な方法の一つといえます。処分に行く際は、他の小型家電も一緒にまとめて持ち込むと効率的です。
フリマアプリやオークションで売る
動作するコントローラーであれば、フリマアプリやオークションで販売するのもおすすめです。中古市場では需要が高く、多少の不具合があっても修理用の部品取りとして買い手がつくことがあります。出品時には「ジャンク品」と明記することでトラブルを防げます。単に捨てるのではなく、再利用につなげることで資源の有効活用にも貢献できます。
不用品回収イベントに持ち込む
自治体や地域団体が主催する不用品回収イベントでは、PS4やPS5のコントローラーを無料で受け付けている場合があります。イベント会場に持ち込むだけで処分でき、環境に配慮したリサイクルに回されます。開催頻度は地域によって異なるため、自治体の広報誌や公式サイトをチェックして参加するのがおすすめです。
コントローラー処分時にやりがちな間違いと注意点
PS4やPS5のコントローラーを処分する際、多くの人が正しい方法を理解せずに捨ててしまいがちです。特に内蔵バッテリーの扱いや不法投棄、さらにはデータや接続設定の消去忘れなど、見落としやすいポイントがあります。これらを誤ると、火災や環境破壊、さらにはトラブルに発展する可能性もあるため注意が必要です。ここでは、処分時にありがちな失敗例とその防止策を解説します。
バッテリーを外さずに処分する危険性
PS4やPS5のコントローラーにはリチウムイオン電池が内蔵されています。これを外さずにそのまま処分すると、回収や運搬の過程で衝撃を受け、発火や爆発を引き起こす恐れがあります。特に不燃ゴミに混ぜて出してしまうと収集車内で事故につながることがあるため大変危険です。バッテリーを外すのが難しい場合は、必ず自治体の指示や専門業者の回収サービスを利用しましょう。
違法な不法投棄によるトラブル
壊れたコントローラーを「どうせ小さいものだから」といって不法投棄するのは法律違反です。監視カメラや通報によって発覚した場合、罰金や処罰を受ける可能性があります。また、不法投棄は環境破壊にもつながり、地域の迷惑にもなります。必ず正規の回収ルートを利用して、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
個人情報や接続設定の削除忘れ
コントローラー自体には大きな個人情報は保存されませんが、Bluetooth接続設定やペアリング情報が残っている場合があります。特にPS5と連携した際には本体に情報が残るため、処分前にリセットしておくことをおすすめします。安心して手放すためには、設定の初期化やペアリング解除を行い、不要なトラブルを防ぎましょう。
まとめ
PS4やPS5のコントローラーは不燃ゴミとして処分できる場合もありますが、リチウムイオン電池を含んでいるため誤った捨て方をすると火災や環境への悪影響につながる恐れがあります。東京都をはじめとした自治体ごとにルールが異なるため、必ず公式サイトや窓口で処分方法を確認することが大切です。
小型家電リサイクルボックスや家電量販店の回収サービスを利用すれば、無料あるいは低コストで安全に処分でき、環境保護にも貢献できます。また、壊れていてもゲームショップでの回収やフリマアプリで部品として利用されるケースがあり、必ずしも廃棄だけが選択肢ではありません。
処分の際にはバッテリーの取り扱いに注意し、不法投棄を避けるとともに接続設定をリセットしてから手放すことが望ましいでしょう。正しい【ps4 コントローラー 捨て方】を理解して実践することで、安全と環境保護を両立させながら快適なゲームライフを続けることができます。
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