メルカリに赤本を出したのに、
閲覧やいいねは付くのに全然売れない…
それ、年度のズレや送料負け、
そして検索に埋もれる出品の形が原因かもしれません。
この記事では、相場の見つけ方、
売れるタイトルと説明文の型、
厚み3cmを超えない梱包、
売れる時期の再出品まで、
赤本を動かすための具体策をまとめます。
メルカリ 赤本 売れないを解決する基本戦略
赤本は「必要な人には刺さる」一方で、年度や状態の差が大きく、出品が多い時期は埋もれやすい商品です。まずは売れない理由を分解し、出品の基本設計(何を、いくらで、どう見せるか)を整えるだけで反応が変わります。
なぜ赤本は売れにくいのか:需要の波と供給過多
赤本が売れない主因は、需要が季節型であることと、同じ大学・同じ年度が大量に並ぶことです。さらに、購入者は「最新版に近いほど安心」「書き込みは少ないほど良い」と考えがちです。
売れにくい状態の例
- 年度が古い(志望校が変わる、傾向が変わる不安)
- 価格が相場より高い(送料込みだと割高に見える)
- 写真が少ない、状態が読めない(不安でスルーされる)
- 大学名や教科がタイトルに入っていない(検索に出ない)
逆に言うと、年度と見せ方、送料設計を整えるだけで改善します。
まず確認:出品できる赤本・できない赤本(著作権と禁止物)
結論から言うと、正規に購入した市販の赤本そのものは中古として出品しやすい一方、コピーやスキャンの印刷物は危険です。購入者のためにも、取引の安全のためにも、最初にここを押さえます。
避けるべき例
- 過去問をコピーした束、スキャンデータを印刷したもの
- 解答・解説を複製して配布する形のもの
- 出版社や公式サイトの画像を無断で商品画像に使う行為
安全に出品する基本
- 実物の本を、自分で撮影した写真で出す
- 付属冊子の有無、書き込みの程度を明記する
- 「自作まとめ」や「複製物」に見える要素を排除する
不安がある場合は、メルカリのガイド(禁止出品物や知的財産権の考え方)を一度確認してから出品すると安心です。
売れる赤本の条件:年度・大学名・教科の選び方
赤本は「大学別」だけでなく「年度(版)」が価値を左右します。まずは手元の赤本を、売れ筋と要調整に仕分けしてください。
売れやすい傾向
- 直近年度に近い(例:最新版、1〜2年落ち)
- 志望者が多い大学(国公立の人気学部、難関私大など)
- 共通テスト対策系や主要教科セット(英語・数学など)
売れにくい傾向
- 3年以上前の版で、競合も多い
- 特殊日程やニッチ学部で購入者が少ない
- 状態が読めない(写真と説明不足)
ポイントは、買い手が欲しいのは「この版で受験できる安心材料」だということ。表紙に書かれている大学名・学部・年度は、タイトルと説明で必ず拾いましょう。
価格が原因かも:相場の見つけ方と値付けの考え方
赤本は値付けがブレやすい商品です。相場は「出品中」より「売り切れ」を見た方が現実的です。売り切れを10件ほど見て、中央値をざっくり把握すると失敗が減ります。
値付けの考え方(送料込み前提)
- まず相場帯を把握(売り切れの価格レンジ)
- 状態差を反映(書き込み多→下げる、未使用に近い→上げる)
- 送料と手数料を差し引いて手残りを確認
簡易計算の例
- 売価 1,500円
- 販売手数料 10% → 150円
- 送料 210円(例)
- 梱包材 20円
手残り目安:1,500 – 150 – 210 – 20 = 1,120円
この手残りが納得できないなら、単品ではなくセット化や販路変更を検討するのが現実的です。
タイトル最適化:検索に引っかかる書き方テンプレ
赤本は検索で買われる比率が高いので、タイトル設計が最重要です。タイトルは「大学名」「年度(版)」「教科」「状態」を優先して、余計な装飾は減らします。
タイトルテンプレ例
- 赤本 〇〇大学 〇〇学部 2026年版 英語 書き込み少
- 教学社 赤本 〇〇大学 2025 数学 過去問 解答冊子あり
- 共通テスト 赤本 化学 2025 書き込みなし
入れたい要素チェック
- 大学名、学部(分かる範囲で)
- 年度(版)
- 教科
- 状態(書き込み、折れ、汚れ)
- 付属冊子の有無
検索に強い語を詰めるより、買い手が判断に必要な語を置くイメージです。
写真で差がつく:撮るべきカットとNG例
赤本は中身が重要なので、写真の情報量がそのまま購入率に影響します。最低でも「表・裏・背表紙・中の状態・書き込みの例」は揃えたいところです。
撮るべき写真セット
- 表紙(年度が読めるように)
- 裏表紙(ISBNや定価が載ることが多い)
- 背表紙(保管状態の確認)
- 天・地・小口(ヤケや汚れの確認)
- 中身の数ページ(書き込みの有無が分かる)
- 書き込みがある場合は寄りで1枚(正直が強い)
避けたい例
- 暗くて年度や大学名が読めない
- ぼけている、反射で白飛び
- 出版社や公式サイト画像の転載は禁止使用
写真は「欠点を隠さない」が信頼につながります。結果として、返品や悪評価も減ります。
商品説明の型:書き込み・付属品・状態を短く伝える
説明文は長文より、判断材料が揃っていることが大事です。テンプレで時短しつつ、赤本特有のポイント(年度・書き込み・付属冊子)を漏らさないようにします。
説明文テンプレ(例)
- 商品:教学社 赤本 〇〇大学 2026年版(教科:英語)
- 状態:表紙にスレあり。中はマーカー少し、書き込みは数ページのみ
- 付属:解答冊子あり(欠品なし)
- 保管:自宅保管、ペットなし、喫煙なし
- 発送:防水対策+緩衝材で梱包し、匿名配送で発送
購入者が不安に思うのは「欠品」と「書き込みの程度」です。ここを具体化すると、価格を下げなくても売れることがあります。
梱包と発送で失敗しない:送料負けを防ぐ
赤本は厚みが出やすく、発送方法の選択ミスが送料負けに直結します。特に「3cmの壁」と「重さ」を意識して、最初から発送方法に合わせて価格設計をすると安定します。
赤本に向く発送方法:ネコポス・ゆうパケットポストの使い分け
薄めの赤本や単冊なら、ポスト投函系が強いです。目安は厚み3cm以内に収まるかどうか。収まらない場合は、無理に押し込まず別手段へ切り替えます。
使い分けの目安
- 厚み3cm以内:ネコポス、ゆうパケットポスト系
- 厚みオーバーしがち:宅急便コンパクト、宅急便、ゆうパックなど
赤本は「梱包すると3cmを超える」ことが多いので、次の厚み対策とセットで考えると失敗しにくいです。
厚みオーバー問題:3cmの壁を超えない梱包テク
厚みオーバーの原因は、緩衝材を盛りすぎることと、袋の空気です。防水は必須ですが、膨らまない素材を選ぶと通りやすくなります。
厚みを抑えるコツ
- OPP袋やビニールは空気を抜いてテープで密閉
- プチプチは最小限(角当て、もしくは薄手を1周)
- ダンボール補強は薄い板紙を1枚入れる程度にする
- 梱包後に定規で厚みを測る(3cm以内か確認)
「防水+最低限の保護」で十分なことも多いです。購入者は過剰包装より、角潰れや水濡れがないことを求めています。
水濡れ・角潰れ対策:公式推奨の梱包手順
本は配送中の水濡れが最大の敵です。基本は「防水→保護→固定」。メルカリの梱包ガイドでも、ビニールで包んでから緩衝材で全体を包む流れが紹介されています。
最低限の梱包チェック
- 防水:OPP袋かビニール袋で全体を包む
- 保護:薄手の緩衝材、または角当て
- 固定:封筒や箱の中で動かないようにする
- 封:開封口をしっかり閉じる
赤本は角がつぶれると印象が悪くなるので、角だけでも守るとクレーム予防になります。
売れるタイミングと露出を増やす運用術
出品を整えても売れない場合、次は「露出」と「時期」です。赤本は必要な時期がはっきりしているので、再出品と値下げの順番を決めて運用すると回転が上がります。
需要が伸びる時期:受験シーズンに合わせた再出品
赤本は受験が近づくほど動きます。目安としては、夏以降から秋冬にかけて閲覧が増えやすい一方、春は動きが鈍りがちです。
運用のコツ
- 反応が薄いときは、タイトルと写真を整えてから再出品
- 週末や夜は閲覧が増えやすいので出品タイミングを寄せる
- 版が古い場合は、シーズン前に早めに手放す
同じ価格でも、必要な人が増える時期には売れることがあります。
いいねが付くのに売れない時:値下げとコメントの打ち手
いいねが付くのに売れないのは、購入者が「もう少し下がったら買う」と様子見している状態です。ここでやみくもに大幅値下げすると損をしがちなので、段階を決めます。
おすすめの順番
- 1日〜3日待って閲覧数の伸びを見る
- 価格を50〜100円刻みで調整(相場の下限を割らない範囲)
- 説明文に追記(書き込みの範囲、付属物、発送方法)
- コメントが来たら、即レスで不安を解消する
「情報不足で買えない」を潰すだけで、値下げせずに決まるケースもあります。
まとめ売りとセット化:科目別・大学別の組み合わせ例
単冊で動かない赤本は、セット化で売れやすくなることがあります。理由は、買い手が比較検討や周回学習をしたいからです。
セット例
- 〇〇大学 赤本(英語+数学+国語)
- 〇〇大学 2024〜2026年版 3冊セット
- 共通テスト対策(化学+生物など理科セット)
セット化の注意
- 梱包と送料が上がるので、発送方法を先に決める
- 欠品や状態差がある場合は、各冊の状態を箇条書きで明記
まとめ売りは単価を上げやすく、発送の手間も減ります。
購入者の不安を消す:トラブル回避と信頼づくり
赤本は「中身が命」なので、購入者は不安になりやすい商品です。不安を先回りして潰すと、値下げ交渉が減り、評価も安定します。
書き込み・マーカーの基準を明確化する
書き込みはあっても売れます。ただし「どれくらいあるか」が曖昧だと敬遠されます。ページ数や範囲を具体化しましょう。
書き方例
- 鉛筆の書き込みが10ページほど(消し跡あり)
- マーカーは数ページのみ、問題文の一部に線
- 解答冊子は書き込みなし
写真も1枚添えると説得力が上がります。隠さないことが最短で売れる近道です。
付属冊子・解答冊子の有無を明記する
赤本は付属が欠けると価値が下がります。特に解答冊子がないと学習に支障が出るので、必ず明記します。
明記したい項目
- 解答・解説冊子:あり/なし
- 別冊(大学によって付属):あり/なし
- CDや特典がある場合:あり/なし
不明なら、写真に全体を並べて「写っているものが全てです」と書くのも有効です。
画像と商品名のルール:無断転載を避ける
商品画像は自分で撮影した実物写真が基本です。出品時の注意として、メーカー公式サイトやSNSの画像を無断で使わない、という趣旨の注意喚起も出ています。
やるべきこと
- 自宅で実物を撮影し、年度が読める写真を用意する
- 画像の文字入れは必要最小限にして、状態が見える写真を優先する
- 商品名は誤解を招かないよう、正式名称と年度を入れる
ルールに沿った出品は、購入者の安心にもつながります。
売れないときの最終手段:手放し方の選択肢
改善をやり切っても売れない場合は、時間をこれ以上使わない判断も大切です。手残りと手間を見比べて、最適な手放し方を選びましょう。
メルカリ以外の販路:買取・フリマ・友人譲渡
赤本は「必要な人が近くにいる」ほど早く動きます。メルカリで時間がかかるなら、次の選択肢も現実的です。
選択肢の例
- 書店や買取サービスにまとめて出す(手間が少ない)
- 学校の後輩や友人に譲る(確実に使われる)
- 地域のフリマや掲示板系サービスで手渡し
多少安くても、時間コストを減らせるなら正解になることがあります。
売れ残りの価格調整ライン:手数料と送料から逆算
値下げの下限は、気分ではなく計算で決めます。手数料と送料、梱包材を引いた手残りが納得ラインを下回るなら、無理に売らない方が良いです。
下限の決め方
- 希望手残り(例:800円)を決める
- 送料と手数料を足して、最低売価を逆算する
- その売価で売れないなら、セット化か販路変更
この基準があると、値下げ交渉にもブレずに対応できます。
次回は売れる準備:購入時から保管・管理するコツ
次に赤本を買うときは、売る前提で扱うとリセールが楽になります。特に「書き込み」と「保管環境」が効きます。
リセールを意識したコツ
- 直接書き込まず、別ノートに解き直し記録を残す
- マーカーは最小限、付箋で代用する
- 日焼けしない場所で保管し、角が潰れないよう立てて置く
- 付属冊子は最初から一緒に保管する
少しの工夫で、売るときの説明も写真も簡単になります。
まとめ
メルカリで赤本が売れない原因は、年度のズレ、相場から外れた価格、検索に弱いタイトル、そして状態が伝わらない写真と説明に集約されます。
まずは売り切れ相場を基準に値付けし、大学名・年度・教科を入れたタイトルと、書き込みや付属冊子を具体化した説明に整えましょう。
厚み3cmを意識した梱包で送料負けを防ぎ、受験シーズン前の再出品も有効です。それでも動かない場合は、セット化や販路変更で時間コストを下げるのが得策です。
今日からチェックリストで出品を見直し、反応の変化を確認してみてください。
参考(公式情報)
メルカリ:知的財産権を侵害するもの(禁止されている出品物)
メルカリ:禁止されている出品物
メルカリ:らくらくメルカリ便 ネコポスのサイズ・注意点
メルカリ:文庫本セット・漫画本セットの梱包ガイド
メルカリびより:出品前に確認したい「商品名」と「商品画像」のルール
日本郵便:ゆうパケットポスト(mini封筒のサイズ等)
教学社(赤本公式):赤本ウェブサイト/シリーズ一覧

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